とにかく現状は満室完売御礼ですが・・「GoToトラベルキャンペーン」終了後の売上対策は急務です。
コロナ以降、弊社ご契約先のホテル、旅館様とは、直接お会いしての会議を控えてリモート会議を継続していましたが、先週は一週間東北地方のご契約先を直接訪問しWEB売上対策の会議を実施。7月以降、各自治体の助成金、また「GoToトラベルキャンペーン」も併せて、自社公式サイト、国内大手OTAサイトより、これまでの予約とは比較にならないほどの新規予約をいただいております。
特に、9月連休以降、また東京都も対象になってからの予約は爆発的な増加となりました。ご契約先の中には、8月以降9月、10月とすでに前年WEB売上実績を大幅に超えている施設も多々存在。また、特異なケースでは、現時点ですでに前年11月、12月実績を超えているところもあり、特に年末年始の動向では、これまで躊躇していた料金ランクのアップをしても新規予約をいただき、お一人様単価、室単価ともにかなりの売上を構築しているケースも。
ただし、基本的には「GoToトラベルキャンペーン」は、2021年1月31日宿泊分まで対象となるため、今回の出張では、それ以降の対策では、双方の突っ込んだ意見交換となり、主力の議題となった一週間でした。ただ、これまで長期休業を強いられていた状況を鑑みますと、皆さん明るく、元気に働いていたことを嬉しく思います。ただ、地域共通クーポンの捺印には、うんざりされた様子でしたが、心地いい疲れなのではないでしょうか。
経営者判断、各現場の判断で、2021年2月以降の観光客動向の予測は違いますが、何らかの目に見える戦略を今から発信する事が急務です。コロナに対する対応でも、すでに徹底管理のもとバイキング形式を再開した施設もありますが、一方では当面セットメニューでのご提供するところも。
また、いただいた料金表を拝見いたしますと、各オーナー様の2020年度販売料金に対する考え方に相違があり、ホテル、旅館規模での料金調整と読み。強めの戦略で高めの設定に、また一方では低めの設定で稼働重視の施設もあります。判断材料で、館内運営サービス、オペレーションの改善を考慮しての判断もあり、一概にどれがいい、どれが悪いとの明確な答えは出せない状況にあります。とにかく、今日、明日の1室でも多く販売し、先々の先予約を獲得する気持ちが大事でしょうか。
弊社では、すでに各ご契約先より2020年度のシーズナリティ、販売料金、具体的宿泊プランをいただき、弊社スタッフが登録、延長作業を完了していますので、万全の体制で新規予約を待つばかりです。突発的な動向にもスピード感をもって、対応するように努めます。