露天風呂付客室アピールしましょう!

こんにちは廣谷です。

先日、とある地域の露天風呂付客室があるホテル様の調査を致しました。
露天風呂付客室と聞くと、数年前までは非常に珍しく、高根の花のような存在でしたが今では本当に多くの施設様が露天風呂付客室を備えるようになりました。

一つのホテル様の中で、複数の露天風呂付客室がある場合がありますが、調査過程で一つ思ったことが
客室の違いが分かりづらいということでした。

「露天風呂付客室」「展望風呂付客室」「半露天風呂付客室」などなど名前が様々、お部屋の説明書きを読んでも、いまいちイメージがつかめず…料金の違いが何なのか、いまいちわからず…致命的なのが肝心の画像の掲載がないことでした。
せっかくの露天風呂、部屋からの導線やお風呂からの眺望等、画像があれば一目瞭然です。

宿泊トータルサポートでは、撮影からサイトへの反映、SNS対策まで、幅広くお宿様のお手伝いを致します。
お気軽にご相談、お問合せ下さい。

おかげさまで設立20周年となりました

おかげさまで弊社は3月18日をもちまして、設立20年を迎えました!
今までも現在も、沢山の施設様に大変お世話になり、本当に感謝申し上げます。


2005年3月18日に登記したときは、段ボール2箱、須藤のノートパソコン、私のデスクトップパソコンだけでスタートした小さな会社でした。
20年間で、スタッフブログが成り立つほどスタッフの数も増え、ご担当させて頂いた施設様は数えきれない程となりました。感謝・感謝です。

これからも初心を忘れず、常に施設様に役立つサポートをご提供したいと思っております。
また、昭和生まれの私としては、時代に取り残されないよう若いスタッフの力を借りつつ、頭をアップデートしていくつもりです!
これからも、宿泊トータルサポートをよろしくお願いいたします。

施設の「売り」、地域の「売り」を伝えていますか?

こんにちは。語学オタクの土居です。


旅行と言えば、もっぱらLIVE遠征です。チケットの抽選に申し込み、当たった地域へ出かけていきます。当初の目的が観光ではないので、その土地のことをよく知らないまま出かけていくことも多いです。


こういう状態でホテル選びをするときに助かるのは、「観光情報」「土地のおいしいもの」「アクセス」がしっかり書かれている施設です。


昨年、静岡に行くことがありました。無知でお茶くらいしか知らなかったのですが、ホテルの朝食ページに「静岡はアジの干物、静岡おでん、富士宮やきそば、うなぎ~略~が有名」だと説明された上で、それを朝食で提供していると書かれていたのです。


無知な私には効果てきめん。そこに決めました。


宿泊特化型のホテルで、朝食会場は決して広くはなく品数は多くなかったのですが、前述の名産品が並んでいます。さらに各料理のそばに「これは静岡の名産で…」と説明書きのパネルが設置されていて、それと知らずに来ても「名産を提供してくれている」ことが十分伝わります。


胃袋のサイズには限度があります。品数は少なくても、名産品を食べておなかが満たされて大満足だという好例でした。


予定になかったのですが、近くの駅から人気の水族館へ行けるというので、急きょ行くことにしました。グルメも水族館も施設が提供していた案内が頼りでしたが、大満足の静岡滞在で、また行きたい場所になりました。


施設の「売り」、土地の「売り」をしっかり伝えられていますか?
「当たり前」と思っていることは言葉足らずになりがちです。弊社では第三者の目で貴施設の魅力を再確認し、「売り」を伝えるお手伝いをいたします。

データで見る!OTA予約を増やす写真撮影テクニック

こんにちは、阿部です!
今日は画像についてのお話です。

宿泊施設の集客において、OTA(オンライントラベルエージェント)は欠かせない存在です。
しかし、競争が激化する中、予約を増やすためにはお客様の目に留まる工夫が必要です。

その鍵を握るのが「施設の写真」
実は、OTAでの写真の質が予約率にどれほど影響するか、データからも明らかになっています。
今回は、データを基に、スタッフがすぐに実践できる撮影テクニックをご紹介します。

データが示す写真の重要性
トリップアドバイザーの調査によると、旅行者の93%が施設を選ぶ際に写真を重視しており、Expediaの分析では、高品質な写真を10枚以上掲載した施設は、予約率が最大48%アップするとの結果が。
さらに、照明が明るく、構図が整った写真は、そうでない場合に比べてクリック率が2倍になるというデータもあります。つまり、写真は単なる「飾り」ではなく、集客を左右する強力な武器なのです。

撮影テクニック:5つのポイント
宿泊施設の魅力を最大限に引き出しOTAで目立つ写真を撮るための具体的なテクニックを見ていきましょう。
特別な機材がなくても、スマホやデジカメで十分効果を上げられます!

  1. とにかく明るさを最優先
    暗い写真は魅力が伝わりにくく、お客様の興味を失います。自然光を活用し、カーテンを開けて撮影するか、室内なら照明を全て点灯。明るい写真は暗い写真に比べ、閲覧時間が平均30%長いことが分かっています。

例)客室撮影なら、朝や昼の自然光が入る時間帯を選び、窓際から全体を写す。

  1. 「人」が入りたくなる構図を意識
    お客様は「自分がそこにいるイメージ」を求めています。ベッドやソファを斜めから撮影し、空間に奥行きを持たせましょう。真正面からの平面的な写真は避けてください。

例)ベッドの角を起点に、少し斜め上から撮ると、部屋が広く開放的に見えます。

  1. 清潔感を強調する小物配置
    散らかった部屋を撮影することはさすがにないとは思いますが、不要なものは排除。さらに、タオルやアメニティをさりげなく配置すると、生活感と清潔感が両立します。

例)ベッドにタオルを折り畳んで置き、バスルームではシャンプーを整然と並べる。

  1. 施設の「売り」を1枚目に
    OTAでは最初の写真がサムネイルとなり、クリックされるかどうかを決めます。客室なら広さやデザイン、温泉なら雰囲気、地域の景色ならその美しさを強調。

例)海沿いのホテルなら、窓から見えるオーシャンビューを1枚目に設定。

  1. 季節感やイベントをプラス
    季節限定の飾り付けやイベントを写真に取り入れると、タイムリーな魅力が伝わります。特にOTAでは「今行きたい!」と思わせることが重要。季節感のある写真は、通常の写真より予約コンバージョン率が20%高い。

例)秋なら紅葉と施設外観を一緒に、冬ならクリスマス装飾を室内に。

  1. 料理写真で食欲をそそる
    ポイントは「色鮮やかさ」と「臨場感」です。自然光を使い、料理を45度斜め上から撮影。皿の配置はシンプルに、食材の質感が伝わるよう寄りで撮るのも効果的。料理写真が魅力的な施設は、飲食プランの予約率が25%アップ。

例)和食なら汁の湯気を捉え、彩り野菜を添えて鮮やかに。

撮影後のチェックポイント
撮影が終わったら、次の4つを確認してください。

  • ピントが合っているか?
    →ブレた写真はNG。
  • 色味が自然か?
    →過度なフィルターは逆効果。
  • 枚数は十分か?
    →最低10枚、客室・設備・外観を網羅。
  • 料理のアップデートも忘れずに
    →メニューが変わったら写真も更新。

まとめ
OTAでの成功は、写真の質で大きく変わります。明るさ、構図、清潔感、施設の強み、季節感、そして料理の魅力——これらを意識するだけで、クリック率も予約率もぐんと上がります。ぜひ次の撮影から試してみてください!

翻訳の落とし穴:自動翻訳に要注意!

こんにちは、社内唯一の外国人スタッフ、ジュリアです。

最近、X(旧Twitter)でとあるホテルのポスターを見かけました。ロビーとテラスの利用時間を案内する内容なのですが、翻訳がなかなか衝撃的でした。

【話題の元ツイート】https://x.com/sho_in_bayern/status/1681526026768097281

中国語訳では、「ロビー(Lobby)」が人名の「ロビー(Robbie)」に変換されてしまい、文章全体が不自然になっています。

誤訳された中国語の内容:
「ロビー、君が提供してくれたものがベランダにあってありがとう。そのままミッドナイトまで。」

まるでロビーという人物に感謝を伝えているかのような文章になっていますね。一体どの自動翻訳を使われたのか、気になるところです。

このような誤訳の例は、実は珍しくありません。台湾のニュースでも取り上げられた話ですが、千葉県にある韓国料理店では、店主が「いらっしゃいませ」を韓国語に翻訳しようとGoogle翻訳を使用。しかし、翻訳結果として出てきた「오지 마라」は、実は「来ないで」という意味でした。
店主はそのまま翻訳結果を店頭に掲示してしまい、韓国語を理解するお客様に「入店しないで」と伝えてしまう事態に…。結果としてSNSで話題になり、最終的には専門の翻訳業者に依頼することになったそうです。

海外予約サイトでは、同じホテルでも Agoda・Booking.com・Expedia で名称が異なることがよくあります。そのため、お客様が「本当に同じホテルなのか?」と混乱するケースも少なくありません。

営業用の翻訳は、ビジネスの信頼性に直結します。自動翻訳は便利ですが、ニュアンスや文化的背景を考慮した正確な翻訳が必要な場面では、専門の翻訳者に依頼するのがベストです。

当社では、台湾向けの繁体字翻訳や英語翻訳、さらに海外サイトに関するノウハウを提供しております。翻訳に関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

こんにちは、森野です。

普段は関東で在宅勤務中心の私ですが、先週は札幌事務所へ出社で、久しぶりに雪を見ることができました。
地元では雪を見ることがないので、札幌での雪景色がとても新鮮でした。
雪景色が美しい札幌での仕事を楽しみし、せっかくなら札幌の冬の風物詩である「雪まつり」を見に行こう!と思っていたのです。
ところが…飛行機の遅延で結局見ることができず、ちょっと残念な気持ちでいっぱいでした。
次回こそはリベンジしたいと思っています。

「さっぽろ雪まつり」は外国からの観光客に非常に人気があり、街中やホテルでは家族連れやカップルを多く見かけました。宿泊したホテルでは玄関に自由に使用できる雪玉製造機を貸し出しており、インバウンド観光客はアヒルの形をした雪玉を作ったり、写真を撮ったりして楽しんでいました。
職業柄かチェックイン時にホテルが受賞した掲示が目に入りました。
海外サイトは「Agoda Customer Review Award」の掲示があり、これによりAgodaの顧客レビューで高評価を得たホテルであることが一目でわかります。このアワードは「世界中の旅行者から選ばれた証」として、信頼性や満足度の高さを感じさせ、旅行者がホテルを選ぶ際の安心感となります。
最近2025年1月29日にはBooking.com の「Traveller Review Awards 2025」が発表されました。過去一年間の顧客レビューに基づいて、評価が高い宿泊施設に授与されます。「8.0」以上のクチコミ評価を獲得している施設に贈られるアワードです。国内サイト同様、海外サイトもクチコミ評価やアワードの有無も集客ポイントとなります。


受賞されたご施設様はぜひ自社HP、SNSに投稿したりアワードをフロントに飾ったり、積極的に世界へ自社のアピールをしていただきたいと思います。

雪まつりにようこそ!

こんにちは廣谷です。

本日、2月4日より第75回さっぽろ雪まつりが始まりました。
75年前の第一回は地元高校生製作の6基の雪像からスタートしたそうなので、ここまで国際的で大規模なお祭りになるとは、当時の札幌市民は思っていなかったかもしれないですね。

とあるサイトを見ますと、インバウンドの方が調べる日本のお祭りに関するプレビュー数でさっぽろ雪まつりが、京都の祇園祭りの2倍という情報がありました。そこまで世界中から注目されている、楽しみにしてもらえるのは札幌市民として非常にうれしく、誇りに思います。

札幌中心部の大通会場は通勤経路のため、骨組みを組み立てるところから、巨大な雪像が出来上がるまで過程を毎日見ることができます。毎年見ておりますが、雪像の規模と繊細な造りに毎年驚かされます。

雪まつりのホームページを見てみますと、会場の案内、アクセスはもちろんのこと「凍った路面の歩き方」「雪道転倒防止の貸し出し品」のページもあり、雪道に慣れない観光の方々の参考になりそうです。

また特に、外国人観光客の方向けの「言語」「決済」「Wi-Fi」の積極的な施策の取り組みを行っているそうです。この3つはお祭りはもちろんのこと、あらゆる場面でもはや必須となる事柄ですね。

今年も過去最多の来場者予想のさっぽろ雪祭り。雪と氷の世界は2月11日まで開催中です。

現代湯治

こんにちは牧野です

早いもので、1月ももう下旬です。
一番の厳冬期なのに、心なしか暖かい日が続いている札幌です。
さて、仕事柄「温泉旅館」様にお伺いすることが多いのですが、『湯治』をうたう商品が、少なくなったなあ・・・と思っています。

【湯治文化を広めたのは徳川家康】
と言った文献はよく見かけますよね。合戦での傷を癒したり、子供を連れた家族旅行も兼ねていたようです。また、江戸時代の「温泉番付」にある温泉地などは現代でもメジャーな温泉地が多く、各藩に殿様に愛されていた温泉(隠し湯とか・・)があったのでしょうね。

さて、昔の「湯治プラン」と言えば、「泊数が長くてお昼付/病気療養」のイメージがありますが、『現代湯治』は、ストレス解消・病気の予防など心身のリラックスが目的です。

連泊プランと違って、施設側から【滞在を提案】できる何かが欲しい・・・。
昔の湯治のイメージにとらわれず、心と体に効く、かつ体験してみたい「湯治プラン」を、どこかの施設様でご提案してみたいと思っています。

==WEB販売でお困りの施設様へ==
サポート料金は、歩合制・定額制どちらでもご対応が可能です。
ご相談・お見積りはお気軽に弊社までお問い合わせください!
info@s-total.co.jp
011-737-1771

こんにちは。語学オタクの土居です。
新年明けて初めての投稿です。本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、弊社の主たる業務はクライアント様からご依頼を受けて、施設情報の変更やプランの登録のサポートをして施設様の集客アップと売り上げアップを図ることです。そのため原則月に1度(契約内容によって異なる場合もございます)、クライアント様とお顔を見ながら打ち合わせをさせていただきます。定期的に施設に赴き対面での打ち合わせと、オンラインでの打ち合わせのハイブリッドスタイルです。


現地に赴くと施設の雰囲気が感じられますし、その地域の状況もよく分かります。ビジネスパーソンが多い、家族連れが多い、インバウンドが多い・少ない、どこの国・地域の方が多い・少ない、今年は雪が多い、桜が早い、紅葉が遅い…などなど実にさまざまな様子が分かります。時期によっても客層が変わりますし、その年によっても変わります。広い日本では地域毎に四季が異なりますし、そうした状況を自分の目で見ることは大事です。百聞は一見にしかずで、現地で実際に自分で見聞きした情報を元に施設様への集客提案に役立てています。

こうしてお客様に寄り添い提案型のサポートを心がけております。
気になった方はお気軽にご相談ください。弊社の打ち合わせ担当部隊が駆けつけます。

『欲しくなる名刺』

こんにちは、阿部です。
今年もよろしくお願いします!

今日は、数年前に楽天トラベルのカンファレンスで聞いた、作家の小山薫堂さんが話していた日光金谷ホテルの意識改革のお話です。



ことの始まりは日光金谷ホテルにお客さんとして泊まりに行ったときのこと。

当館はどうですか?なんでもおっしゃってくださいと、当時の社長に言われたところから縁ができ、顧問になる。

まず、名刺を作ることを提案。
今まで名刺を持ったことのない清掃係の人や売店の人まで、全員に名刺を持つ。
名刺を持つだけで、「自分もスタッフの一員なんだな」と感じることができる。

そして従業員の一人一人にホテルの好きな場所を聞く。
そうすると、みんな自分の働いてる場所の近くを挙げる。

その場所のいくつかをプロのカメラマンに撮影してもらい、それぞれの名刺の裏に印刷。フライパンやゴミ箱、回転扉などその種類は約30にもなる。

新しい名刺ができあがった所で、ホテルの中にポスターを張り出す。

「金谷ホテルのスタッフは一人一人違う写真のついた名刺を持っています。全部で三十種類。
その三十種類を集めると、金谷ホテルの小さな写真集ができあがりますから、どうぞ、スタッフに声をかけて名刺をどんどんもらって下さい。」

そうするとお客さんの方から、スタッフに声をかけてくれて、コミュニケーションがはかれる。

収集癖がある人は一定数いますし、集め始めたことにより好きになる。

これって心理をついてますよね。

そして、名刺を下さいとリクエストされるようになって、従業員もお客さんにサービスする事の喜びを知るようになる。

あんなに小さな名刺ですら、アイデアと発想力次第で意識を変えていける力を持っている。

意識改革…小さなことから始めてみるのも大切かなと思いました。

『なにをすればいいのかな?』迷ったときはぜひ宿泊トータルサポートまで!