「2025年01月」の記事一覧

こんにちは。語学オタクの土居です。
新年明けて初めての投稿です。本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、弊社の主たる業務はクライアント様からご依頼を受けて、施設情報の変更やプランの登録のサポートをして施設様の集客アップと売り上げアップを図ることです。そのため原則月に1度(契約内容によって異なる場合もございます)、クライアント様とお顔を見ながら打ち合わせをさせていただきます。定期的に施設に赴き対面での打ち合わせと、オンラインでの打ち合わせのハイブリッドスタイルです。


現地に赴くと施設の雰囲気が感じられますし、その地域の状況もよく分かります。ビジネスパーソンが多い、家族連れが多い、インバウンドが多い・少ない、どこの国・地域の方が多い・少ない、今年は雪が多い、桜が早い、紅葉が遅い…などなど実にさまざまな様子が分かります。時期によっても客層が変わりますし、その年によっても変わります。広い日本では地域毎に四季が異なりますし、そうした状況を自分の目で見ることは大事です。百聞は一見にしかずで、現地で実際に自分で見聞きした情報を元に施設様への集客提案に役立てています。

こうしてお客様に寄り添い提案型のサポートを心がけております。
気になった方はお気軽にご相談ください。弊社の打ち合わせ担当部隊が駆けつけます。

Wi-Fiのパスワード

こんにちは。語学オタクの土居です。
LIVE観戦が大好きで旅行といえば遠征なのですが、出張でホテルに泊まることもあります。

ホテルの客室に入ると真っ先にWi-Fi接続のパのスワードを探します。
Wi-Fiのパスワードは、デスクやテーブルに卓上POPや館内サービス案内書面に記載されている他、客室内テレビ画面に掲出されていることが多いように感じます。

最近、客室内には書面による案内が少なく、テレビ画面で案内している施設が増えている印象です。修正の反映はしやすいですし、客室内はスッキリします。先週、阿部が書いた「古い掲示物がボロボロになってませんか?」という心配もありません。いいことずくめに思えます。

一方で、私などはテレビを見る習慣がないのでホテルでもテレビは付けません。テレビ案内に気づくまで「Wi-Fiのパスワードがない!」と1人で困っていたことが何度かあります…。

いろんなお客様がいて、当たり前が違います。テレビを見ない人にも分かりやすい案内をしていただけるとうれしいです。(単にテレビを見ない私の心の叫びです、笑)

さて肝心のPWですが、肌感覚の土居調べですが、施設の電話番号にしている率が圧倒的に高い気がします。皆さんの施設は電話番号にしていませんか?セキュリティーのためのPWのはずが簡単に予測できるPWでは意味をなしません。せめて前後にアルファベットや記号を足すなど工夫が必要かと思います。本当はもっとデタラメな文字列が推奨されます。

さらに脆弱なネットワークの場合、機密を扱うPCを接続するのはためらわれ、結局スマホでテザリングすることもあります。そういう施設はリピートはないかもしれません。

もはやインフラの1つとなっているWi-Fi。ご案内方法、PWの文字列、セキュリティーを今一度ご確認されてはいかがでしょうか。

モーニングコールって英語じゃないの?

こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関わる頼まれごとをオタクパワーで対応してきました。

ホテル用語には英語由来のものが数多くありますが、英語だと思っていたら和製英語=日本語だったという用語も混ざっています。そういう用語をとりあげてみます。

前置きですが、和製英語は悪いものではありません。和製英語は日本語ですので日本人同士では堂々と使っていきたいと思います。ただ、海外のお客様には通じないため、それが和製英語であることと英語での言い方を知っておくと役に立つと思います。

●和製英語⇒英語(発音)
・モーニングコール⇒wake-up call(ウェイクアップコール)
・(苦情)クレーム/コンプレ⇒complaint(コンプレイント)
・グレードアップ⇒upgrade(アップグレード)
・リピーター⇒a regular customer/repeat guest(ア リピートカスタマー/リピートゲスト)
・クーラー/エアコン⇒air conditioner(エアコンディショナー)
・シーズンオフ⇒<米>off-season <英>close season(<米>オフ・シーズン/<英>クロウズ・シーズン)
・シングルユース⇒一言で表す英単語はありません。「1人で泊まる」を英語で言うことになります。英語の「single-use」は「使い捨ての(1回だけ使われて捨てられる)」という意味です。
・スイートルーム⇒suite(スイート)
※suiteは「一続きの部屋」という意味なので、意味が重複する「ルーム」は付けません。 

以上、和製英語をいくつかご紹介しました。

「えー!和製英語ばっかり!英語はないの?」
もちろん発音がカタカナというだけで、英語もたくさんあります。そのまま英語として使える言葉もご紹介します。ただし、カタカナ発音と英語発音の違いにはご注意です。

●カタカナ英語⇒英語
・ルームサービス⇒room service
・ヒーター⇒heater
・オーバーブッキング⇒overbooking
・オーシャンビュー⇒ocean view
・アーリーチェックイン⇒early check-in
・レイトチェックアウト⇒late checkout

いかがでしょうか。まだまだありますので折を見て第2弾を書きたいと思います。

LIVE遠征する人の動き(一例です)

こんにちは。語学オタクの土居です。
LIVE観戦が大好きで旅行といえば遠征です。何かの参考に自分がLIVE遠征に行くときの宿選びの話を書きます。

●お宿の予約時期 = LIVE日程発表日です。
日程が発表されたら何より先にお宿を予約します。チケットの抽選結果を待たずに…、どころかチケット申し込み前に宿を予約します。そして抽選が落ちるとキャンセルしますが(すみません)、当選すれば、よほどのことがない限り必ず行きます。
例えば、11月のLIVEのお宿を1月に予約、翌年2月のLIVEのお宿を7月に予約しました。
⇒先々まで在庫を出すことで機会損失を防げます。

●お宿の立地
その1 会場へ歩いていける
その2 会場へのアクセスが便利な駅の近く
不慣れな場所に行くことも多いので交通機関を調べるストレスを回避したいです。それと私の場合、帰りの混雑する駅に近づきたくないので、真夏以外であれば駅を使わず歩くほうを優先します。
⇒最寄り駅の他に、主要イベント会場へのアクセスも書かれていると、未知の土地に行く者にとっては予約ハードルがぐぐっと下がります。

●部屋
大抵、LIVEは夕方~夜に行われるので必然的に宿に戻る時間は遅くなります。グッズを買いに早くに会場に行く場合もあり、お宿は夜寝るだけということが多いのでグレードの高い部屋は求めません。

●食事
夕食は不要です。LIVE観戦後、飲食をして宿に戻る人も少なくないと思います。滞在はLIVE中心になります。せめて朝食で土地のものが食べられるとうれしいです。

●大浴場、温泉
夜遅くになると大浴場に行くのが面倒なので部屋のシャワーで済ませることが多いです。
せっかくだから温泉を楽しみたいという場合でも帰る時間が遅いので、大浴場が遅くまで営業、もしくは朝も営業していることが条件になってきます。

●金額について
コロナ禍を境にLIVEチケットの金額は爆上がりしました。1万円を超えるチケットもざらにありますので、宿泊費はできるだけ安く抑えたいのが本音です。

イベントに参加するお客様は、イベント申し込み後は、ほとんどキャンセルがありません。周辺宿は日程が近くなるにつれて部屋がなくなり値上がりするため、宿の取り直しもほとんどありません。

今回はLIVEとしていますが、演劇、学会など、遠方から人が来るイベントはさまざまです。共通点もあると思います。イベント情報にアンテナを張り、逃さないようにしたいですね。

足シポマサーヅ

こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関わる頼まれごとをオタクパワーで対応してきました。

今回のブログタイトルの「足シポマサーヅ」ですが、15年前に行った香港でホテル周辺を散策していたときに、カタカナでこう書かれた看板をいくつも見かけました。

お店に入ることはなかったのですが、きっと「足つぼマッサージ」のことですよね。

観光地なので日本人向けに日本語で書いているのだと思いますが、どのお店も「足シポマサーヅ」と同じように間違えていたことが強く印象に残っています。

お店に行った日本人旅行者が、わざわざ間違いを指摘することはないのだと思いますし、「どの店もみんな同じように書いているから」お店は正しいと思っているのかもしれません。

日本にも分かるけど変てこな外国語で書いている看板がたくさんあります。そんな看板を集めたウェブサイトまであります。そういう変てこ外国語の看板を見た母国語の旅行者は、「足シポマサーヅ」の看板を見た日本人と同じ感情を抱くことになります。

「間違えているけど伝わるからそれでいい」のか、「間違えているのはちょっとかっこ悪い」から伝わるけれど直すのか。ホテルやお宿の考え方によるのでしょう。

せっかく外国語で案内や看板を出すなら「伝わるけど間違っている案内」よりも、伝わるだけでなく間違っていない案内のほうがいいな。

そう思われたなら、ぜひ弊社にご連絡を。
英語オタクの土居と台湾出身のスタッフが、ご案内や看板作成もサポートしています。

さて、ホテルでは和製英語と言われているカタカナ語が多用されていますが、果たして、そのカタカナ語は英語として通じるのでしょうか。みんなが使うから英語だと思っていたけど、じつは通じない和製英語にも取り上げてみようと思います。

You are lucky?!

こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関わる頼まれごとをオタクパワーで対応してきました。

ホテル勤務時代のことで10年ほど前の話です。ある多忙日、オーバーブックしていてフロントではチェックインにいらっしゃったお客様に「詰め」をお願いしていました。

そこへ海外から来たご家族がご到着されました。ツイン×2室のご予約でしたが、できればスイート1室にみんなで泊まっていただき部屋を1室空けたい状況でした。

その「詰め」の案内を英語でしてほしいということで私が呼ばれました。接客経験はあるものの、勤務していたホテルでは裏方専門でフロントに立ったことがなかった私。作戦を立ててお客様に言ったのが「You are lucky!」でした。

(英語で)「お客さん、ツいてますよ!ちょうどスイートが空いていて、今なら家族みんなで同じお部屋に泊まれます。料金は変わらずにご用意できますよ。いやあ、ツいてますね~。」

今考えるとちょっと怪しい営業トークですが、お客様は「それはラッキーだ」と喜んでスイートに泊まってくださり、ツイン×2室が空いてホテルもめでたしで、自己満足していたものでした。

実は英語の「Sorry」には自分たちの非を認める強い意味があり、非があるのだからどんな要望(叱咤)をしても許されるだろうというニュアンスを与えてしまうと聞きます。日本語で枕言葉のように使われる「申し訳ありませんが」よりもだいぶ強い意味を持ちます。そのため、できるだけ「Sorry」を使って「詰め」をお願いしなければならない事情を説明したくなかったというのが本音です。

幸い「You are lucky!」の時点でお客様は気持ちよくスイートにお泊まりいただけて、ホテルはオーバーブックをやらかしたという情報を出さずに済んで結果オーライでした。

英語の「Sorry」についてお話ししたいと思ったのと、日々多くのお客様に触れている皆さまのほうが慣れているとは思いつつ、お互いの文化背景を理解して気持ちよく過ごせる方法が見つかればいいなと思うのでした。

英語で道案内

こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関わる頼まれごとをオタクパワーで対応してきました。

突然ですが私の特技は「道を聞かれること」です。道ばたや駅のターミナル、旅先、電車内など、ありとあらゆる場所で道を聞かれます。

あまりにも聞かれるので相手の出身地を聞き始めたのですが、日本人以外では、ヨーロッパや中東、アジア、アフリカなど、「そんな場所から?!」と驚くような場所から旅行者が日本を訪れていると知りました。

母国語が英語ではない地域の方でも、コミュニケーションに使う言語は「英語」です。

日本に住んでいると普段は英語を話す機会がないので、突如、英語で話しかけられると焦ってしまい、つたない英語になります。それでも地図を見せたり、身ぶり手ぶりを交えたり、時には途中まで同行してあげたりすると、笑顔で「Thank you!」と言って喜んでもらえます。

さて、旅館やホテルでは円安の影響もあって海外からのお客様が増えています。ですが、外国語で対応できるスタッフが常時いるとは限りませんよね。

そういう時のために、外国語で書かれた案内を用意しておきませんか?
前述のとおり英語が話せたとしても、何かを見せて身ぶり手ぶりを交えたほうが伝わりやすいのです。

「一番、近いコンビニはどこ?」「おすすめのラーメン店は?」「この地域のお薦め料理は?」
「観光地までの行き方や所要時間は?」「最寄りのドラッグストアやコインランドリーの場所は?」他

以上はほんの一例でです。それぞれの施設でよく聞かれることは決まっていると思います。
あらかじめQ&A方式で外国語で書いたものを用意しておけば、あとは挨拶や「こちらをご覧ください」など最低限の言葉だけで海外からのお客様にご案内ができるようになります。

お客様に喜んでいただくのはもちろんですが、「外国語で書かれた案内があるから大丈夫」というお守りがあれば、自分たちの心にもゆとりが生まれるのではないでしょうか。

弊社では語学オタクの土居が英語を、台湾出身のスタッフが繁体字(中国語)に関してお手伝いしています。

英語や中国語について相談したい

こんにちは。語学オタクの土居です。
ホテル勤務時代から語学に関する頼まれごとが多かったため、調べながら英語のメール、英語の案内文、英語のお品書きなどなどを書いてきました。

語学にまつわる難題をオタクパワーで乗り越えてきたおかげで今では旅館やホテルのお客様のサポートに生かせています。

オンラインの機械翻訳を使っている施設様も多いかもしれません。
機械翻訳は精度があがってきているとは言え100%正しく仕上がることはありません。英語が分かる人なら間違いに気づけますが、分からない人には「それっぽいけど間違いがある」英文が正しく見えてしまいます。

間違いと知らず、正しいと信じて怪しい英文を張り出していることがあるかもしれません。
社内で自分たちが内容確認するには機械翻訳は活用できますが、お客様向けのメールや案内は英語が分かる人に見てもらうのが一番です。

弊社では語学オタクの土居が英語を、台湾出身のスタッフが繁体字(中国語)に関してサポートしています。

宿泊プランや「社内禁煙」「禁煙室で吸ったらクリーニング代」のご案内、「飲み水です」という客室のサインから、送迎バスの案内、お客様からの問い合わせの内容確認や返信文の作成、名刺に入れる英語の肩書や住所まで、外国語対応の困りごとをお手伝いしています

お気軽にご相談くださいませ。