「集客支援」の記事一覧

施設の「売り」、地域の「売り」を伝えていますか?

こんにちは。語学オタクの土居です。


旅行と言えば、もっぱらLIVE遠征です。チケットの抽選に申し込み、当たった地域へ出かけていきます。当初の目的が観光ではないので、その土地のことをよく知らないまま出かけていくことも多いです。


こういう状態でホテル選びをするときに助かるのは、「観光情報」「土地のおいしいもの」「アクセス」がしっかり書かれている施設です。


昨年、静岡に行くことがありました。無知でお茶くらいしか知らなかったのですが、ホテルの朝食ページに「静岡はアジの干物、静岡おでん、富士宮やきそば、うなぎ~略~が有名」だと説明された上で、それを朝食で提供していると書かれていたのです。


無知な私には効果てきめん。そこに決めました。


宿泊特化型のホテルで、朝食会場は決して広くはなく品数は多くなかったのですが、前述の名産品が並んでいます。さらに各料理のそばに「これは静岡の名産で…」と説明書きのパネルが設置されていて、それと知らずに来ても「名産を提供してくれている」ことが十分伝わります。


胃袋のサイズには限度があります。品数は少なくても、名産品を食べておなかが満たされて大満足だという好例でした。


予定になかったのですが、近くの駅から人気の水族館へ行けるというので、急きょ行くことにしました。グルメも水族館も施設が提供していた案内が頼りでしたが、大満足の静岡滞在で、また行きたい場所になりました。


施設の「売り」、土地の「売り」をしっかり伝えられていますか?
「当たり前」と思っていることは言葉足らずになりがちです。弊社では第三者の目で貴施設の魅力を再確認し、「売り」を伝えるお手伝いをいたします。

データで見る!OTA予約を増やす写真撮影テクニック

こんにちは、阿部です!
今日は画像についてのお話です。

宿泊施設の集客において、OTA(オンライントラベルエージェント)は欠かせない存在です。
しかし、競争が激化する中、予約を増やすためにはお客様の目に留まる工夫が必要です。

その鍵を握るのが「施設の写真」
実は、OTAでの写真の質が予約率にどれほど影響するか、データからも明らかになっています。
今回は、データを基に、スタッフがすぐに実践できる撮影テクニックをご紹介します。

データが示す写真の重要性
トリップアドバイザーの調査によると、旅行者の93%が施設を選ぶ際に写真を重視しており、Expediaの分析では、高品質な写真を10枚以上掲載した施設は、予約率が最大48%アップするとの結果が。
さらに、照明が明るく、構図が整った写真は、そうでない場合に比べてクリック率が2倍になるというデータもあります。つまり、写真は単なる「飾り」ではなく、集客を左右する強力な武器なのです。

撮影テクニック:5つのポイント
宿泊施設の魅力を最大限に引き出しOTAで目立つ写真を撮るための具体的なテクニックを見ていきましょう。
特別な機材がなくても、スマホやデジカメで十分効果を上げられます!

  1. とにかく明るさを最優先
    暗い写真は魅力が伝わりにくく、お客様の興味を失います。自然光を活用し、カーテンを開けて撮影するか、室内なら照明を全て点灯。明るい写真は暗い写真に比べ、閲覧時間が平均30%長いことが分かっています。

例)客室撮影なら、朝や昼の自然光が入る時間帯を選び、窓際から全体を写す。

  1. 「人」が入りたくなる構図を意識
    お客様は「自分がそこにいるイメージ」を求めています。ベッドやソファを斜めから撮影し、空間に奥行きを持たせましょう。真正面からの平面的な写真は避けてください。

例)ベッドの角を起点に、少し斜め上から撮ると、部屋が広く開放的に見えます。

  1. 清潔感を強調する小物配置
    散らかった部屋を撮影することはさすがにないとは思いますが、不要なものは排除。さらに、タオルやアメニティをさりげなく配置すると、生活感と清潔感が両立します。

例)ベッドにタオルを折り畳んで置き、バスルームではシャンプーを整然と並べる。

  1. 施設の「売り」を1枚目に
    OTAでは最初の写真がサムネイルとなり、クリックされるかどうかを決めます。客室なら広さやデザイン、温泉なら雰囲気、地域の景色ならその美しさを強調。

例)海沿いのホテルなら、窓から見えるオーシャンビューを1枚目に設定。

  1. 季節感やイベントをプラス
    季節限定の飾り付けやイベントを写真に取り入れると、タイムリーな魅力が伝わります。特にOTAでは「今行きたい!」と思わせることが重要。季節感のある写真は、通常の写真より予約コンバージョン率が20%高い。

例)秋なら紅葉と施設外観を一緒に、冬ならクリスマス装飾を室内に。

  1. 料理写真で食欲をそそる
    ポイントは「色鮮やかさ」と「臨場感」です。自然光を使い、料理を45度斜め上から撮影。皿の配置はシンプルに、食材の質感が伝わるよう寄りで撮るのも効果的。料理写真が魅力的な施設は、飲食プランの予約率が25%アップ。

例)和食なら汁の湯気を捉え、彩り野菜を添えて鮮やかに。

撮影後のチェックポイント
撮影が終わったら、次の4つを確認してください。

  • ピントが合っているか?
    →ブレた写真はNG。
  • 色味が自然か?
    →過度なフィルターは逆効果。
  • 枚数は十分か?
    →最低10枚、客室・設備・外観を網羅。
  • 料理のアップデートも忘れずに
    →メニューが変わったら写真も更新。

まとめ
OTAでの成功は、写真の質で大きく変わります。明るさ、構図、清潔感、施設の強み、季節感、そして料理の魅力——これらを意識するだけで、クリック率も予約率もぐんと上がります。ぜひ次の撮影から試してみてください!

こんにちは。語学オタクの土居です。
新年明けて初めての投稿です。本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、弊社の主たる業務はクライアント様からご依頼を受けて、施設情報の変更やプランの登録のサポートをして施設様の集客アップと売り上げアップを図ることです。そのため原則月に1度(契約内容によって異なる場合もございます)、クライアント様とお顔を見ながら打ち合わせをさせていただきます。定期的に施設に赴き対面での打ち合わせと、オンラインでの打ち合わせのハイブリッドスタイルです。


現地に赴くと施設の雰囲気が感じられますし、その地域の状況もよく分かります。ビジネスパーソンが多い、家族連れが多い、インバウンドが多い・少ない、どこの国・地域の方が多い・少ない、今年は雪が多い、桜が早い、紅葉が遅い…などなど実にさまざまな様子が分かります。時期によっても客層が変わりますし、その年によっても変わります。広い日本では地域毎に四季が異なりますし、そうした状況を自分の目で見ることは大事です。百聞は一見にしかずで、現地で実際に自分で見聞きした情報を元に施設様への集客提案に役立てています。

こうしてお客様に寄り添い提案型のサポートを心がけております。
気になった方はお気軽にご相談ください。弊社の打ち合わせ担当部隊が駆けつけます。

『欲しくなる名刺』

こんにちは、阿部です。
今年もよろしくお願いします!

今日は、数年前に楽天トラベルのカンファレンスで聞いた、作家の小山薫堂さんが話していた日光金谷ホテルの意識改革のお話です。



ことの始まりは日光金谷ホテルにお客さんとして泊まりに行ったときのこと。

当館はどうですか?なんでもおっしゃってくださいと、当時の社長に言われたところから縁ができ、顧問になる。

まず、名刺を作ることを提案。
今まで名刺を持ったことのない清掃係の人や売店の人まで、全員に名刺を持つ。
名刺を持つだけで、「自分もスタッフの一員なんだな」と感じることができる。

そして従業員の一人一人にホテルの好きな場所を聞く。
そうすると、みんな自分の働いてる場所の近くを挙げる。

その場所のいくつかをプロのカメラマンに撮影してもらい、それぞれの名刺の裏に印刷。フライパンやゴミ箱、回転扉などその種類は約30にもなる。

新しい名刺ができあがった所で、ホテルの中にポスターを張り出す。

「金谷ホテルのスタッフは一人一人違う写真のついた名刺を持っています。全部で三十種類。
その三十種類を集めると、金谷ホテルの小さな写真集ができあがりますから、どうぞ、スタッフに声をかけて名刺をどんどんもらって下さい。」

そうするとお客さんの方から、スタッフに声をかけてくれて、コミュニケーションがはかれる。

収集癖がある人は一定数いますし、集め始めたことにより好きになる。

これって心理をついてますよね。

そして、名刺を下さいとリクエストされるようになって、従業員もお客さんにサービスする事の喜びを知るようになる。

あんなに小さな名刺ですら、アイデアと発想力次第で意識を変えていける力を持っている。

意識改革…小さなことから始めてみるのも大切かなと思いました。

『なにをすればいいのかな?』迷ったときはぜひ宿泊トータルサポートまで!

駅弁付きプラン~

以前、仕事で金沢のビジネスホテルに宿泊することになり、定宿のサイトでプランを探していたところ、「金沢駅人気の駅弁付きプラン かにめし」に遭遇しました。
いつも夜遅くに到着し、朝早く出発する私にとって、人気の駅弁に遭遇することはほぼ稀・・・。
もう、ご褒美のようなプランで、速攻予約!


フロントでお茶と一緒に頂いて部屋に行き、至福の夕食となりました。
このプラン、また復活しないかな~と願うばかりです・・・。

駅弁もそうですが、お土産付き・地ビール付き・クオカード付き等、販売価格はその対価分アップしますが、不思議と一定のニーズが存在するようです。


写真は、弊社ご契約の施設様で販売している「地ビール付きプラン」です。販売して1年以上たちますが、プランリピートも高く人気商品となっています。
地元の商品とコラボレーションしているのも人気なのだと思います。

自館の顧客がどんなニーズに合致するかを考えながら、こういったプランを検討するのも楽しみですね。

このような宿泊プランの立案なども弊社の強みです。
集客のお手伝いはぜひ宿泊トータルサポートへお問い合わせくださいませ。

『リピーターは要らない?』

夏が恐ろしい速さで通り過ぎて、びっくりしている阿部です。


今回はリピーターについてです。


旅行する際、こだわる条件や金額、日程などかなり吟味して、

すっごく満喫して、同行者と「絶対にまた泊まりたいね❗️」などと語り合った

素晴らしい旅館やホテルがあったとして…

はたして2回目は宿泊されますか?

「また絶対宿泊したい」と思ってもなかなか同じ宿には宿泊しない。


なぜか?

『次は別の旅館やホテルに泊まってみたいから』


そうですよね、人間ですからね。
興味や好奇心は止められません。


それではリピーター対策は必要ないのか?というとそうではありません。

もう一つの理由。



・・・単純に忘れられてる。


忘れた人に思い出してもらう工夫や仕組みがあるとリピートの可能性がぐんっとあがると思いませんか?

旅館に名入れタオルが多かったのも、忘れられないため。
昔、旅館で予約係をやっていたときタオルを見て思い出してお電話をいただけることも多かったです。


先日、久しぶりに数年前に宿泊したお宿からDMが自宅に届いて、素敵なお宿さんだったなと思い出しました。

今年は台風などで大変な目に遭った施設さまも多かったのではないでしょうか?


新規を取りつつ、リピーターも掘り起こす。


巻き返して行きましょう!

集客のお手伝いはぜひ宿泊トータルサポートへお問い合わせくださいませ。

台湾版お盆休み:清明節

こんにちは、ジュリアです。 

皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしたか? 

お盆は日本の重要な休日で、多くの人々が帰省したり、家族で集まって食事をしたりします。台湾にもお盆のような休みがあります。それは「清明節」(チンミンジエ)です。

「清明節」は、旧暦の春分の日から15日後にあたる節句で、日本と同じように家族や親戚と一緒に先祖の墓参りをする日です。(一般的には4月4日から5日の間になります。)日本とはいくつか違いがあります。今回は「清明節」に食べるものについてご紹介したいと思います。

台湾の「清明節」に、ほとんどの人が食べるものは春巻きです。台湾の伝統的な春巻きは、日本でよく見られる揚げた春巻きとは異なり、「潤餅」(ルンビン)と呼ばれる生春巻きが一般的です。

クレープのような柔らかい皮を使い、その皮はクレープの生地よりもさらに薄く、非常に破れやすいのが特徴です。この春巻きには、キャベツ、もやし、きゅうり、人参、卵、台湾ソーセージ、豆乾(台湾の干し豆腐)など、豊富な具材が包まれています。

ソースについては、地域によって異なる風味が楽しめますが、私の出身である台湾南部では、ピーナッツパウダーと砂糖を加えた甘くて香ばしいソースが定番です。このソースが春巻きの味わいをさらに引き立てます。

(画像の提供元:iStock)

清明節の際には、家族が集まって自分好みの春巻きを作るのが伝統ですが、清明節以外の日でも夜市で手軽に購入することができます。台湾を訪れる際は、ぜひこの独特の味を試してみてください。

台湾の清明節は旧暦で行われるため、毎年日付が異なります。最近では、多くの台湾の家庭が清明節の前にお墓参りを済ませ、連休を利用して日本などへ観光に出かけることが増えています。このような機会を捉え、台湾の連休や旧正月などのタイミングに合わせて、台湾からの観光客を集めたいとお考えの宿泊施設に対して、海外OTAの運用代行を活用することを当社がサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

どの広告がいいの?

「広告ってたくさんありますけど、どんな広告がいいのかわかりません」

こんなお話を聞きました。


たしかに各OTAでは、様々な広告があり「予算は関係ない、たくさん打てます!」なんていう施設さまはほとんどなく、打ちたいけど、なかなか打てない…というのが本音ですよね。

「ここに告知すれば間違い無いです!!」とお伝えできればいいのですが…
限りある予算、でなるべく効果的に出したい!
今日はそんなお話しです。

宿泊予約サイトの売上を上げる為の広告には大きく分けて3種類。

①売上連動型広告
手数料を上乗せして露出を上げる広告。

②固定費型広告
固定の金額を支払い、特定の期間上位表示や優先表示するというもの。
国内サイトで多い広告。数万円〜数十万円まで幅広いです。

③値下げ型広告
お客様への販売料金を下げる事でキャンペーン特設ページに掲載するもの。
楽天スーパーセールなどですね。

客室数で考えてみることをおすすめいたします。

例えば10室で② 固定費型広告の場合


30万円の広告枠を購入。
どんなに頑張っても売れるのは月に約300室です。

これに対し、客室数が多い施設さまは同じ30万円の広告でも100室あるなら月に3,000室もの売る部屋があり広告効果が高いのです。

客室数が多い程コスパが良い=客室数が少ない程コスパが悪くなります。

客室数が少ない小規模ホテルは固定費型ではなく、売上連動型や値下げ型の方がより少ない費用で効果を発揮するでしょう。

効率的に広告を運用していく参考になれば幸いです。

具体的にはどれにすれば・・・?

そんなときは宿泊トータルサポートにご相談くださいませ(^^)

写真で伝える宿の「今」


皆さんは宿泊先を決める際に、参考にするものはありますか?
OTAでの評価、立地、知名度など考慮するポイントはたくさんあるかと思います。

私が特に重視するのは、宿のホームページやOTAに掲載されている写真です。
部屋を選ぶ際、写真がなかったり少なかったりすると迷うことがあります。
特に、奮発して良い部屋に泊まろうとする時にはなおさらです。
どんな雰囲気なのかがわからないと、予約するのも躊躇してしまいます。
高いお金を払って失敗はしたくありませんからね。(;^_^)

また、写真の雰囲気から撮影時期も大体わかりますよね。
最近の写真か、それとも年数が経った写真か。
モデルが入った写真は特に年代を感じやすいです。
古い写真は画質も良くないため、「ここに泊まりたい!」という気持ちが沸きにくいです。
宿の「今」を伝えるにも、写真の鮮度はとても大切だと改めて感じます。
最新の写真を載せることで、宿の魅力をリアルに伝える事ができるのではないでしょうか。


大活躍360°VIEWカメラ!仕事の必需品となりました

先週はご契約先のホテル、旅館で撮影三昧!

やりたいことは沢山あるのに

こんにちは♪
ビジネスホテル勤務の頃は、忙しさに翻弄されるのが日常だった森山です。
月初には経理処理から始まり、チェックイン業務、客室清掃のヘルプ、営業、会議など、やることは山積みでした。(^_^;)
写真をサイトに掲載したり、施設情報を更新したりと、やるべきことは山ほどありました。しかし、全然追いつきません!
少数精鋭の職場とは聞こえがいいですが、実際は人手不足で運営に追われる日々でした。他のスタッフも手一杯で、頼れる人がいませんでした。そんなとき、心から思ったのは「もう一人自分がいたらいいのに!誰かに頼りたい!」ということでした。
それがまさに、私たち宿泊トータルサポートが行っている業務です。

私たちの目指すのは、みなさまが日々の業務に追われる中で、少しでも手の空く時間を作ることです。その時間を有効活用していただきたいと思います。

現場を経験したスタッフだからこそ、皆さまと同じ目線に立ち、お力添えできると信じています。
是非お気軽にご相談ください♪