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台湾版お盆休み:清明節

こんにちは、ジュリアです。 

皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしたか? 

お盆は日本の重要な休日で、多くの人々が帰省したり、家族で集まって食事をしたりします。台湾にもお盆のような休みがあります。それは「清明節」(チンミンジエ)です。

「清明節」は、旧暦の春分の日から15日後にあたる節句で、日本と同じように家族や親戚と一緒に先祖の墓参りをする日です。(一般的には4月4日から5日の間になります。)日本とはいくつか違いがあります。今回は「清明節」に食べるものについてご紹介したいと思います。

台湾の「清明節」に、ほとんどの人が食べるものは春巻きです。台湾の伝統的な春巻きは、日本でよく見られる揚げた春巻きとは異なり、「潤餅」(ルンビン)と呼ばれる生春巻きが一般的です。

クレープのような柔らかい皮を使い、その皮はクレープの生地よりもさらに薄く、非常に破れやすいのが特徴です。この春巻きには、キャベツ、もやし、きゅうり、人参、卵、台湾ソーセージ、豆乾(台湾の干し豆腐)など、豊富な具材が包まれています。

ソースについては、地域によって異なる風味が楽しめますが、私の出身である台湾南部では、ピーナッツパウダーと砂糖を加えた甘くて香ばしいソースが定番です。このソースが春巻きの味わいをさらに引き立てます。

(画像の提供元:iStock)

清明節の際には、家族が集まって自分好みの春巻きを作るのが伝統ですが、清明節以外の日でも夜市で手軽に購入することができます。台湾を訪れる際は、ぜひこの独特の味を試してみてください。

台湾の清明節は旧暦で行われるため、毎年日付が異なります。最近では、多くの台湾の家庭が清明節の前にお墓参りを済ませ、連休を利用して日本などへ観光に出かけることが増えています。このような機会を捉え、台湾の連休や旧正月などのタイミングに合わせて、台湾からの観光客を集めたいとお考えの宿泊施設に対して、海外OTAの運用代行を活用することを当社がサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。